初めて耳にした「三年殺し」と言う秘奥義は、マンガの空手バカ一代です。

面白いアイデアだなぁーと思っていたら、なんと実在する技らしいのです。

極真空手の大山倍達先生に「三年殺しと言う奥義があるのですか？」と弟子がたずねたら「わしゃそんな技しらん」とお答えになったそうです。

やっぱり空想の技かと思っていたら、沖縄空手の伝説の達人がおられて、年に一回だけ新年の稽古始に「必殺の突き」を披露されていたそうです。

その時だけは世界中から弟子達が集まり、その突きを見るのです。

その突きの効果がまさしく「三年殺し」なのです。

極限までためた気合と共に繰り出す突きは、表面へのダメージはないのですが、徐々に内部組織を破壊していく技だそうです。

さらに、突く強さや深さにより破壊されていく期間が変わる様です。

お亡くなりになった他の空手の達人の方も、「三年殺しはある。しかし、わしが墓場に持っていく。」とおっしゃていた記録がありました。
この方も、突く強さや深さにより一年、二年、三年と期間が変わるとお話しされていました。

これは、過去に存在していた可能性が出てきましたねー。

しかし、どちらの情報にも突く特定の部位についての記録はありませんでした。（当然か）


沖縄空手の指導をされている先生が、「指一本あれば人は殺せるよ」と雑談で笑いながらお話されていた記憶が蘇りました。


考えてたら、北斗の拳とダブってきました。